女性特有の対策

医師が教えるアロマセラピー―自分で治せる!家庭でできる! (特選実用ブックス―暮らし)

 

更年期ストレスは女性特有の症状ですが、これも間違いなく快眠の敵です!実際に睡眠に対する不満も多くなっているようです。正確には男性にも更年期はありますが、基本的には女性特有の症状と言っていいでしょう。憂鬱になりやすい時期で、悪化するとうつ病にまでなることがあります。

 

更年期の症状には、総合的なうつ病予への防策が必要ですが、ポイントは生活習慣の見直しとなります。つまり、運動と睡眠の見直しです。やはり睡眠は大きな要因なのです。

 

更年期の運動ならウォーキングがお勧めです。ウォーキングならジョギングほど心肺に負担がかからず、しかし健康効果は充分だからです。憂鬱な気分を解消するにも効果があります。ウォーキングは、活力の元となるセロトニンが分泌される朝の方が効果的で、適度な疲労感もありますから、夜もぐっすり眠りやすくなります。

 

こうした自然な対策に加えてアロマセラピーもお勧めです。アロマテラピーは前項でも少し触れましたが、「医師が教えるアロマセラピー」という書籍も出ているくらいです。アロマセラピーは、特に更年期の女性の不眠、不安、うつ状態などに効果があるとされているので、間違いなくお勧めなのです。

 

使用する材料は、ラベンダー、オレンジスイート、ホホバオイル、プチグレン、ネロリなどです。漢方薬もいいかもしれません。これの作用はマイルドですが、着実に効いてきます。

 

漢方薬は、心身のバランスを元の状態に戻すのに役立ちます。考えてみれば「長寿」というのは、肉体的のみならず、精神的にも健全でなければ実現しません。